1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2010/04/12(月) 21:12:50.90ID:2bUCQkZX0
先日愛犬と一緒に地元の山にキャンプに行ったんだけど
そこで変なものを見たんだ
文才ないしこうやってスレ立てるのもはじめてだけど
長くなるかもしれないけどよかったら聞いてくれ
質問にはできるだけ答えるよ
チュカパブラ
期待
ひいいいいいい
場所は石川県のとあるキャンプ場なんだけど
そこで犬と一緒に一晩キャンプしたんだ
まぁ地元だとキャンプ場としては結構有名なところなんだけど
昨日は雨が降っていたせいか俺たち以外キャンプ客はいないって
管理人も集金にきたとき言ってた。
★おすすめピックアップ
超怖いのよろしく
雨っていっても霧雨みたいな感じで
火もUじこうっていうUの形になってる
コンクリートの塊みたいなやつがあるんだけど
それになんとか火をつけることができて夕食とかの準備もできた。
キャンプって言ったらカレーだと思ってカレーと飯盒でたいた飯ですませた
犬にはもってきたドックフードを食わせてたよ
どうしてまた犬とキャンプなの・・・・?
>>17
俺は今18歳で今年で19になるんだけど
色々あって浪人することになってしまって
友達はほとんど大学に行ってしまって
一緒に行く相手がいなかったんで犬と一緒に行った。
ちなみにジャーマンシェパードのルッツって名前の犬
雨がちょっと酷くなってきたんで犬と一緒に
早々にテントに引き上げたんだ
テントは3人用のやつで
犬と一緒とはいえ十分な広さで快適だった
ランタンの形したLEDつきのやつを天井からぶら下げてたんで
中は結構明るかった。
熊が出るかもしれないって管理人の人に予約した時に言われたんで
家からサバゲの時に使ってるガスガンを持ってきたんだけど。
ケースにしまったまんまでその時は使う事なんて考えもしてなかった。
ほほう、それで?
犬にもカレーあげなよ
>>23
玉葱入れちゃったから
犬には食わせれなかったんだ…すまん
そのかわりサイコロステーキの肉をカレーにいれたんで
その肉を別に食わせたよ
犬撫でながら本読んだりしてたんだけど
22時くらいかなそろそろ寝ようと思って
電気を消そうと思ったんだけど
外から猫みたいな声が聞こえたんだよね
猫っていってもニャーとかじゃなくて
発情期とかに赤ん坊の泣き声そっくりの
猫の鳴き声、多分聞いたことある人は多いだろうけど
そんな感じの声
俺も最初は赤ん坊かと思ったけど
俺の実家のまわりは結構野良か飼われてるのかわからないけど
猫が多くて発情期になると毎年のようにその声が聞こえてたから
慣れてた。でも山に猫っているもんなのかなとふと疑問に思ったわけ
わくてか
ボーイスカウトとかやってたから
キャンプは結構場数を踏んでるんだけど
山で猫は正直見たことはなかったわけよ
それに猫は住宅地とかえさの多いところにいるイメージがあるし
ほんとに捨て子でもいるのかと思って犬と一緒に外に出たわけよ
俺がテントをはってたのは一番広いテントサイトだったんだけど
そこからちょっと行ったところに集団でキャンプしたりすると
キャンプファイアーとかする広場があるんだけど
その赤ん坊の泣き声っぽいのはそこから聞こえてくるみたいで
広場のほうを見たわけよ
外灯とかないからもちろん真っ暗なわけだけど
さっき言ったランタン型のLEDのやつをテントにぶらさげてるやつとは別に
もう一個持ってきててそっちを持って広場のほうに向かったわけ
すると犬がいきなり広場にむかってほえ始めた
wktk
うちの犬は人にほえたりはあんまりしない犬で
むしろ知らない人にも撫でてもらいに進んでいくタイプ
ほんとに滅多にほえないからちょっとびっくりしたわけよ
真っ暗闇とはいえ次第に目も慣れてくると
広場の全体を見渡すことができるようになってきた
ところどころに結構雑草が生えてるんだけど
学校の運動場みたいな感じだった
そこのちょうど真ん中
ほんとキャンプファイアーをするところに
何か変なものがあった、この場合いたと言ったほうがいいかも
大きさは冬用の寝袋くらいでなんていうか巨大な芋虫みたいな感じだった
最初は熊の子供かなんかかと思ったんだけど
今まで鹿ぐらいしか山の動物と遭遇したことなかったんで
何なのかまったくわからなかった
でも間違いないのはその変なものが赤ん坊みたい泣き声を発していた
一応パンツは脱いだ
っていうか写真ないのか
写真ないなら絵でもかけや
こええな・・・
雨はあがってたんだけど
地面はまだぬれてて
広場のほうにはたくさん水溜りもできてた
ちょっと怖かったけど何か確かめたい好奇心で
その変なものに近づいたわけよ
なんつーか魚が飛び跳ねてるみたいな動きしてた
それが動くたびにビチャビチャっていう音が変に大きく聞こえた
うちの犬はまだほえてたけど
俺と一緒にそれに近づいてくれた
距離でいうと5mくらいまで近づいたんだけど
大体どんな姿形をしてるのか分かった
冬用の寝袋に毛を生やした感じ
毛っていうよりヤマアラシの針?っぽい感じがあった
虫っていうよりやっぱり動物だった
見えてたのはずっと後ろ姿っぽかったんだけど
いきなりこっちを振り向いた
体が金縛りにあったみたいに動けなかった
なんていうか顔らしきものは
触覚?みたいなのが
・
・ ・
こういう位置でついてて
その先に目玉みたいのがついてたように見えた
ナメクジかカタツムリみたいな感じ
はやく
絵見たいねぇ
顔はその触覚みたいなの3本と
その3本の中央に穴が1つ
顔の下と思われる場所には
髭っぽいのが生えてた
目があったっていう表現はおかしいかもしれないけど
こっちを見つめてる感じがした
1秒か2秒くらいの間だと思ったんだけど
自分の中ではすごく長く感じて
音もなにも聞こえなかった
犬がずっとほえてるはずなのにほえてる声も聞こえなかった
さすがにちょっとやばいと思ったときに犬が
俺の靴を噛んで後ろにひっぱってくれて
金縛りにみたいになってるのがとけた
とりあえず俺はそのまま犬と一緒にテントまで走って戻ったよ
犬かしこす
それモンゴリアン・デス・ワームじゃね?
うわぁ…ダレン・シャンに出てきそうな生き物だな
>>62
懐かしすぎワロタwwwwww
この書き込み終わったらちょっと絵描いてくる
テントまでなんとか無事に犬と一緒にたどりつけたんだけど
赤ん坊の泣き声みたいのはまだ聞こえてた。
俺はあわててケースから持ってきたガスガンを取り出して
身構えてた
犬は場所を知らせないようにと考えたのかはわからないけど
ほえないでテントの入り口のほうをずっと見てたよ
正直ガスガンごときでどうなるものでもないとは思ってたけど
やっぱりなにか武器が手元にあると思うと安心した
もってきてた鉈も手元においておいたし
できるかぎりの準備はできた。
10分くらいそのまま身構えてたんだけど
ふと例の赤ん坊の泣き声が聞こえなくなった
変な汗かいてたし聞こえなくなった=いなくなったと俺は認識したのが
ちょっと安心して携帯で管理人さんに電話してここにきてもらおうと考えた
管理人さんは総合案内所的なところに住んでるらしくて
なにかあったらいつでも電話してくれって言ってたんで
とりあえず電話しようと思った。
電波もあったし電池残量も余裕だったけど出ない…
時間的にはまだ23時手前だし起きてるはずなんだけど
なんど電話しても出ない
こえぇ
いや、撃てよ
画力がなさすぎてあのときの気持ちがつたわらねぇ
なんか可愛くなっちゃったし
真ん中の黒いのが穴です鼻じゃなくて
何回も電話してるけど出ない
本気で焦った
その時犬がまだテントの入り口をずっと見つめて身構えてることに気がついた
>>73
いや、十分に怖いです
>>73の絵と一緒に鉈撮ればおk
なんだよその塗り方こえーよ
>>75
遅いとまずいと思ってすまん
赤ん坊の泣き声はもうしないし
単に警戒心がとけてないだけだと思ったんだけど
全身に鳥肌がたったのを覚えてる
あんなに鳥肌がたったのは人生ではじめてかもしれない
ぬれた雑草の上を何かが這ってくる音がした
間違いなくこのテントに近づいてきた
ランタンを消すべきだったんだろうけど
あの状況下で暗闇に犬がいるとはいえ
耐えられる状況じゃなかった
雨がまた降り始めてた
テントの表面にボタボタと雨が落ちる音がやたら大きく聞こえた
這ってくる音は確実に自分がいるテントに近づいてきてた
ヒトクイだな
食われたら心臓麻痺になるぞ
>>77
いや食われたら死ぬだろ
>>77
>>84
ワロタw
こえええええええええ
おれのキ●タマににてるお…
ガチャガチャした塗り方が怖いwww
久しぶりに楽しめそうだ
怖ぇ…
管理人さんだろ犯人wwww
>>105
しっ!!
犬の写真については後から説明させてくれ
這ってくる音がすぐそこちょうどテントの入り口付近にいることが
わかるくらい大きい音になったのが分かった
犬はまだ吼えずずっと身構えたままだった
俺もガスガンの銃口を入り口に向けたまま身構えてた
テントの入り口のほうから声がした
男の子か女の子か分からないが
舌打ちのような音の後にとにかく子供らしき声が
「ッチ…ッチッ…イトッ…シャ…ノウ」
「イ…トッシャ…ノゥ…ッチ…チッ」
ぎゃああああああああああああああ
赤ん坊から子供に成長してる……
わんこになにかあったとしたら俺はこの生物をボコボコにする必要があるな
>>113
手を貸そう
>>113
じゃあオレは足を貸そう
>>113
その時は自分も手伝うぜ
何を言われているのかわからないけどとりあえず何かわからないものが
目の前にいて何か言っているその状況に気がどうにかなりそうだった
その時ずっと身構えてた犬が入り口にいるなにかに飛び掛った
「ッチャギャアアギャアアアアア」
と断末魔が聞こえた
犬に何かあったら困ると思った俺は勇気を振り絞って外に出た
そこにはさっきみたそれとそれに噛み付くうちの犬がいた
それはビタンビタンと魚のように水にぬれた地面をはねつつ
赤ん坊が泣き叫ぶような声をあげていた
俺はとっさに犬の首輪をつかむと行くぞと言って
その場から走って管理人さんのいる建物に走って向かうことにした
犬はちゃんとついてきてるか不安だったかちゃんと付いて来てるようで
一回返事のように吼えたのを確認した
右手にランタンを左手にガスガン
ベルトに鉈をさした状態でひたすら走った
キャンプ場とはいえ雰囲気を壊さないため外灯とかはなく
ランタンの光が頼りだった
>>130
わんこ…
トケトゲに噛み付くなんて口の中大丈夫だろうか…
うおおなんだそのUMA
犬が心配でお風呂に入れない
管理人の体には犬に噛まれたようなあとが…
なんかもうサイレンの世界だな……
犬がんばって
うちの犬だったら・・ヘタレだから逃げるな
俺もヘタレだけど
道はある程度手入れはされてるけど
コンクリートじゃないし雨でぬれててびしょびしょ
正直腰が抜けそうなくらいびびってた俺は足元に気を配る暇なんてなかった
地面に出ていた気の根っこに足をひっかけた
見事にすっころんだ
崖っていうほどじゃないけど
すこし段差になってるところから落ちた
ランタンとガスガンは手元にあったけど
頭をちょっとぶつけたらしくて視界が不明瞭だった
犬が道のほうからこっちに向かって吼えてるのが見える
体を起こそうと思ったが上手いこと体が動かない
一瞬もうだめかと思った
早くしてくれよ、明日も朝早いんだよ
夢中で読んでたら電車乗り過ごした
特快とかどこまで行くんだよチクショウ…
わんこばっか戦わせるなよ!お前もいけ!殺せ!
こええええぇぇぇ
釣りじゃないとキャンプ行けねええぇぇ
>>164
だったら釣り竿持って行けばいいじゃない。
>>164
キャンプは釣りだけじゃないよ
まぁでも犬がずっと吼えてたらしく
しばらくして視界がはっきりしはじめて
起き上がれた
崖っていうよりほんと段差だったから自力でのぼったんだけど
さっきまで元気に吼えてた犬の声が聞こえない
不安に思い急いで段差を上って道に戻った
そこにはさっきのそれと唸りながら距離を詰めずに
身構えてるうちの犬がいた
なんだ芋虫か
俺が見た竜みたいな毛虫と同じのかとおもた
とにかく俺はそれの顔らしき部分に一発撃ち込んだ
8mmとはいえ所詮サバゲで使ってるエアガンだから威力なんて大してないことはわかっていたけど
犬にこれ以上危険なことをさせたくなかった
ちょっと文字で表せない音でそれは鳴いた
そのまま俺はまた犬と一緒に道を走り始めた
いっこくも早く管理人さんのいる建物をへ
それだけを考えていた。
管理人さんがいる建物までは結構距離があったけど夢中で走った。
雨は土砂降りだし体中擦り傷なのか打撲なのか分からないけど痛いし
泥だらけで気持ち悪かった。
ただここで立ち止まったらやばいと思って無我夢中で走った。
なんとか管理人さんがいる建物にたどりついた。
カギはしまっていたが明かりはついていたので
思いっきり玄関の扉をたたいた。
管理人さんがあけてくれるまでの時間がかなり長く感じたけど
なんとか中に犬と一緒に入れた。
管理人さんが扉をしめると腰が抜けたように地面に座り込んでしまった。
俺は多分すごい大声で
「扉を!早く鍵を閉めてください!」と怒鳴った。
>>171
いや、お前がカギ閉めろよ(笑)
と言いたくなるな
管理人フツーにいたのか
なんでその生物捕獲しなかったんだ
犬かっこよすぎ
管理人は何で電話に出なかったんだ?
管理人さんは不思議そうな顔をしながら
俺と犬を見つつ鍵をしめた。
息があがっていたので俺はしばらく管理人さんに
何があったのかと問われても答えられなかった。
とりあえず談話室のようなところに通されて
タオルを渡してくれたのでそれで体を拭きつつ
出されたコーヒーを飲んで冷静さを取り戻そうとしていた。
犬のほうは管理人さんがタオルで体を拭いてくれていた
犬に傷らしい傷はなく安心した。
管理人さんが犬を吹き終わると
対面の椅子に座り
「どう?落ち着いた?」と言ったので
俺は事のあらましを語り始めた。
管理人さんはあいずちをうちつつ話を聞いてくれたが
次第にその表情は強張っていくのが分かった。
釣りとかどーでもいいから早く読みたい
わんこ拭いてくれて良かったなー
管理人さんがわんこをフーフーしてるのを想像した
管理人「わしが育てた」
>>195
キャンプ場で変なの育てんなwww
面白いな
明日も講義あるのに寝られないw
一通り話を終えると管理人さんは立ち上がり
談話室の片隅に置いてあるロッカーに向かい
鎖についた南京錠を外し中から猟銃?らしきものを持ち出してきた。
そして「戸締りを確認してくると言って他の部屋に行った。
管理人さんがいるのはちょっと大きめのバンガローみたいな感じで
部屋もそんなにあるわけではないと思うんだけど
管理人さんは中を走り回っていた。
しばらくして返ってきた管理人さんは
談話室にある暖炉に薪をくべはじめた
一通り作業が終わると猟銃を片手に管理人さんは俺の対面に座り
厳しい表情で話をはじめた。
なんかおもしろくなってきた
映画だったら管理人死亡フラグだな
このシーズンで24時間管理人常駐だとオートキャンプ場か
それに近いキャンプ場だと思うが外灯一個も無い有人キャンプ場って
ちょっと無いわ
あの映画思い出した。なんだっけあれ。
>>219
サイン?
>>229
黒人が犬連れて銃もってNY(だったかな?)をウロウロするやつ。
>>236
夜になるとゾンビ的なのが出てくるやつか
自分は地球最後の人だってやつだろ?
>>236
アイアムレジェンドだな。
たしか来週の日曜洋画劇場でやるよ
>>1
石川県民だけど場所特定した
Aヶ丘だな?
近所でもその化け物でるって有名だよ
名前はシシノケ
>>223
ごめんちがう
>>223
kwsk
>>231
漢字で書くと「四肢除け」
四肢のない芋虫みたいなやつ
ただ蠢いているだけで人に害はないらしいよ
だから地元の人たちもそんなに怖がってない
>>265
蠢くだけ?
抱き枕にしたりしたら駄目なんか?
管理人さんが話したことをまとめると
この山には昔から土俗?の神の類がいると言われていて
管理人さんはこの山を所有する一族らしくて昔からそういう話は聞いていたらしい
姿形や特徴は俺が話したものとほぼ同じのもので
カモシカを食べたりするという話が残ってるらしい
管理人さん自体は見たことないらしいんだけど
ナメクジのような化物を見たという話をお客さんからされたこともあるらしい
今回管理人さんが驚いたのは
滅多にいないけど見たお客さんはいたけど
襲われたとか追いかけられたとかそういう体験談がないかららしい
管理人さんはそういうのは信じないタイプらしいが
俺のただならぬ様相を見てちょっとやばいと感じたらしい
管理人さんと俺と犬のまぁ3人でその夜は談話室で過ごした。
描いた。
dotup重いなぁ。
>>242
こえーよwwww
>>242
うまいな
>>242
うめえw
>>242
うますぎww
>>242
見たことあるの?
まさにそんな感じだった
開いたときまじでびびったよ
仮にその神の類がいたとして銃でダメージを与えられるのか疑問に思った
一瞬オカ板にきたかと思った
シシノケぐぐったがなんもでん
メラ系が効きそう
こんなもんいたら動けないわ
石川県…やっぱりシシノケなんじゃ…
>>1シシノケじゃないのかな?
かなり特徴が一致してるんだけどな・・・
こうしてまた新たな洒落怖がうまれるのだった
どうでもいい事言うようだけど、犬に折角ルッツって名前があるんだからルッツと表記してくれまいか?
>>250
了解、前のほう読んでない人がいたら分かりずらいと思って犬で表記してた
ちなみに名前の由来はコルネリアス・ルッツ上級大将
午前2時くらいだろうか
俺は疲れていたせいかいつの間にか寝てしまっていたみたいで
管理人さんに肩を揺すられて起こされた
外から例の赤ん坊の泣き声がするらしい
ルッツも俺の足元で身構えていた
管理人さんも俺も外を見る勇気はなかった
とりあえず暖炉の火を絶やすまいと二人で薪をくべた
管理人さんの話だと人を食うという話はないらしいけど
襲われたのは事実だから警戒を解くわけにはいかなかった
ふと話しかけられた声の内容を思い出した
イトッシャノウ?
このことを管理人さんに話してなかった。
管理人さんに話すとわからないと言うが
言葉のニュアンスから金沢弁か石川県の方言ではないかということだ
以前、寝袋みたいな真っ黒な塊がベンチの上に置いてあったのを思い出した
巨大な芋虫みたいで異様だったけど、ゴミの不法投棄かと思って
近付いてよく見てみたら、人だった
こえぇ…
どこに行くにもつねにエアガン持って行こうかな…
>>303そんなおまいがこええw
>>303
電動ガンなら猿と野犬くらいならなんとかなるかもね
俺は生まれも育ちも石川県金沢市だけど
父も母も他の県の人間で家族間で金沢弁を使うことは少なかった
同級生も転勤族とかが多くてあまり金沢弁を使う人間が少なかったせいか
意味を理解することは今もできていない
分かる人いたら詳細たのむ
管理人さんもいざ例の声が聞こえると
いてもたってもいられなくなったらしく
二人で玄関のほうにいき外の様子を
窓から覗いた。
外は相変わらず真っ暗な状態だったが
確かに赤ん坊のような泣き声は玄関のほうから聞こえてきた
そのときドン…ドン…と鈍い音で玄関の扉をたたく音が聞こえた。
地響きって言ったほうがいいかもそんな感じ
木製の扉をドン…ドン…と
地響きのような音と雨の音赤ん坊の泣き声が不気味さを変に増徴させていた
違うってのは
そのキャンプ場じゃないて事じゃね?
それがシシノケじゃないかはわからんだろうし
ルッツおりこうだね!
ルッツー!
こわい…
怖いけどおもしろい
ししのけにも…穴はあるんだよな…
>>343
まてまだはやまるな
こええええええ
寝る準備して電気消したから余計こええ
管理人さんは猟銃を扉に構えた
俺もつられてガスガンを扉のほうに構える
ルッツも俺のすぐ隣で扉に向かって身構えていた
管理人さんの猟銃は2連発?
銃身が2本横に並んでる奴で中折れ式のやつ
管理人さんは扉に向かってちょっと声が裏返ってたけど
「だれだっ!何の用だ!」と怒鳴っていた
泣き声と扉をたたく音が止み雨の音だけが不気味に聞こえた
3分ほどその静寂が続き
管理人さんと顔を見合わせてもう大丈夫でしょうかと俺がいいかけた瞬間
ドンドンドンドンドン!!!
と大きく音がなり扉に何かが体当たりしてるように聞こえた
管理人さんが引き金を引いた
はじめて本物の鉄砲の音を聞いたけど耳がキーンとなった
管理人さんは腰をぬかしていた
扉にはいくつかの穴があいていた
二人で恐る恐る扉をあけて外を見るも
そこには何もいなかっただけど
いくつもの針のような毛が落ちていた。
二人で穴のあいた部分をベニア板や薪で補修した。
その日はルッツと管理人さんと俺で談話室の暖炉の前で
寄り添って朝まで待った。
こわいwww
四肢除けってのに興味があるなぁ。
四肢が無い→奇形児→「かわいそうに、気の毒に」って言われ続けたからそれしか言葉を知らない、とか。
>>367
考えすぎ
せっかくキャンプに来てくれたのに雨ふっちゃって気の毒にって、挨拶に来たんだろ
>>380
なにそれかわいい
>>380
だとしたら可哀想なんだが
さわらぬ神に祟りなしっていうし
触るどころか噛みついちゃったルッツが心配だな
早く早く
やっぱり飼うなら犬だな……
やっと追い付いた
続けてくれ
なんで日本のキャンプ場の管理人が猟銃持ってんだ?
>>396
猟友会だかに所属してんじゃね
クマも出るって言ってたし
>>396
山で生活してる人だとそんな珍しくもないよ
もちろんみんながみんな持ってるわけでもないけど
それからは何事もなく朝を迎えた。
俺の人生で一番長い夜だったかもしれない
俺も管理人さんも長いこと緊張が続いて
疲労困憊の状態だった。
管理人さんは地元の猟友会だかなんだかの知り合いに電話
2時間くらいして3人の屈強なご老人50~60が到着
5人と一匹で俺がテントを張っていたテントサイトに向かった。
>>399
屈強なご老人50~60人に見えた
良スレ怖いぜ
50~60人とか集まりすぎフイタ
やっぱ持つなら銃だよなぁ
ナイフとか鉈とか近づかなきゃいけないし恐いわ
また新たなオカ話が産まれるのか
テントサイトにつくと例の針みたいな毛が無数に落ちていたのと
テントと俺の荷物がむちゃくちゃにされていた
なんていうか壊されていたって言うよりつぶされていたってのが正しいと思う
そのまま管理人さんと猟友会の人たちと管理人さんのバンガローに戻り
昨夜のことを話す、猟友会の人たち曰くやはり管理人さんが言ってた
土俗?の神だろうという話
このご老人達も見たことはないらしいんだけど
昔からそういう話を聞いているとのこと
ご老人のパジェロに乗って帰宅しますた。
とりあえずそういうことが昨日あって今日家帰ってきました。
長くなってすまん打つの遅くてごめんよ、それでルッツなんだけど
口の中がちょっとひどいことになってて獣医さんとこにつれてった。
結構重症らしくて入院らしい明日もういっかい獣医さんとこに顔見に行って来る。
質問とかあったらまとめて答えるよ
>>439
ルッツ…(´;ω;`)
毒毛針にやられたからか…可哀相に…
>>439
針みたいな毛は拾ってないん?
もし拾ってれば、うp頼みたいんだが
洒落怖か何かで見た、「見てはいけない神様」に山で出くわした話思い出した
こっちは人の姿だけど、「だーめーだーよー」って言って追い掛けてくるやつ
「気の毒に」は「見てしまったね、気の毒に」じゃないか
>>443
その神様ってかわいい?
ルッツの口調べれば色々判かりそうじゃね?
潰された荷物うp
良かった……ルッツは生きてるんだな……
本当に良かった……!!
だが謎の生き物は絶対に許さない
50~60歳ねすまん確かに人数に見えたわ
護身用とはいえボルトアクション持ってった俺は馬鹿だと思うorz
今実家のPCで書き込みしてます。
みんな話し聞いてくれてありがと、キャンプ場の名前とかはちょっと
経営とかに関わると思うので言えません。
針みたいな毛だけど
猟友会の人達が丁寧に拾ってた
チキンだからもって帰ってくるのはちょっと怖くて無理だった
気の毒にって意味だったのか…家族に聞いてもわからなかったから感謝
そろそろ服を着たいんだが
ワンちゃん無事だと良いね
今はルッツの回復を全力で祈る
ルッツが土俗の神になります
おじさんが銃を撃ったせいで元の神様は死にましたが、体の一部はルッツの中に残りましたので
あれは元から絶っていかないと移るだけです
>>488
やめてぇぇぇぇぇっ!
変なスレを見てしまった。
車の中でご老人から聞いた話なんだが
やはり今まで見たっていう話は聞いたことがあるが
襲われたっていう話はないらしい
名前は色々あるけど聞かないほうがいい
口に出すこと事態よくないことって言われた
ご老人の話だと神っていうより魑魅魍魎の類とのこと
奇形児が神と交わってできたとか色々話が残ってるらしい
とりあえず今日は家に帰してもらえたけど後日
お祓いとかそういうことをするからと電話番号とか教えてほしいって言われた
獣医さんには剣山でも噛みました?って言われた
命には別状ないらしい離乳食みたいのしか食べれないらしいけど
ルッツはやく回復するといいな
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
本当に面白かった
ありがとう
ガスガンはケースがぶっ壊されていたので
鉈も抜き身で持ち歩くと警察につかまりそうだったので両方とも管理人さんにあずけてきた
正直ブログとかは書ける気がしないので
パー即かオカ板かとりあえず落ちなさそうなところにスレ立ててもらえると助かる
後日談は必ず書く、失踪はしない予定だからよかったら最後まで付き合ってほしい。
>>575
ルッツが回復したら報告おねがいします
今日の夜は何もないことを祈る
荷物の類は正直もうどうにもならなかったんで管理人さんに処理を任せた
まぁ本と寝袋と飯盒とボーイスカウトの皿とかのセットとテントとランタンくらいしかなかったしな
テントとか荷物とか毛は、多分神社でのお祓い対象なんじゃね?
くねくねといいこういうその土地の神ってゆうか化け物の話はwktkするな
楽しめたし感謝だな
さてどうなることやら
お祓いしてもらえよ
いゃ~面白かった
ガチでも釣りでも面白かった乙
ルッツは犠牲になったのだ……
>>631
それだけは許さん!
こんなにワクワクしたスレは久しぶりだな
やっぱり人間は未知のものに興味がわくのかな
携帯にあったやつで画質わるいけど簡便
>>642
おおう・・・
>>642
ルッツゥゥゥゥゥゥゥゥうううううううう
かわええええええええ
>>642
おおおおおおおおおお
ルッツかわいいよルッツ!
>>642
かわいい。賢そうだ
もうキャンプには絶対に行かないと決めた…
キャンプで首吊り死体見つけたことあるよ
ガチでね、さすがに泣いた
ボーイスカウト
VIPPERのイメージと離れているなあ
俺は現役ベンチャースカウトっす^^
今度のキャンプが怖くなってきたジャマイカ
>>640
俺はベンチャーに上がる前にやめてしまったぜ
でもいい経験はたくさんさせてもらったと思ってる
とりあえず今日はこの辺でろくに寝てないから実はさっきから
意識飛びそうになりまくりなんだわ
ルッツが部屋にいないから正直心細いけど
とりあえず明日病院行ってルッツの様子見てきます。
それはパー速のほうで報告します。
みなさんお疲れ様でした。
おやすみなさい
>>675
乙
>>675
面白かった。
お疲れ様!
>>675
ホントにお疲れさま
ゆっくりやすめよ
おやすみ
ルッツの怪我が早く治りますように
>>675
乙
だが、この話は始まったばかりだ
お疲れwwww
昨日の今日だから
疲れてるだろうから
ゆっくり休めよwwww
山はほんと怖いです
毎年キャンプとか山登りしてますが
野犬はいるわ、野猿はいるわ
自殺者いるわ、人骨あるわ
それでも山が好き
SIRENを思い出した・・・
こんな未知の生物とは無縁の人生でありたい
とか思っちゃう
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