※5年前の今日の記事からおすすめを再掲しています
俺が住んでる町内には変な祠が14個もある。
それぞれちゃんと建つまでの経緯があって、それがちょっと不思議だったり、ビックリするほどくだらなかったりする。
いつからあるのかわからない祠もあるし、割と最近できた祠もある。
書き溜めてないからゆっくりだけど、割と面白いと思うから時間があるなら聞いて行ってくれよ。
祠(ほこら)とは神を祀る小規模な殿舎。語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛という。小祠(しょうし)、小堂(しょうどう)とも。もともとは古神道に由来する信仰であるが、神仏習合によって道祖神に関連した仏(地蔵菩薩など)も祀るようになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/祠
はやくしろ
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
コーカサスオオカブトの祠
大木の祠
なきつぼの祠
大蛇の祠
川の祠
かえらずの祠
修行僧の祠
坂道の祠
ばちゃば様の祠
これが14の祠の名前。
どれからいく?
コーカサス
コーカサスオオカブトとかふざけてんのか
>>8
>>9
ふざけてるだろ?
でもマジなんだぜ。
うちの町内いろいろふざけてるけど素晴らしいんだぞ
じゃあコーカサスオオカブトの祠から行く。
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:14:27.672ID:mi4iXlR5d.net
>>6
できた時期ばらばらだし、どの祠もほとんど関係性はないぞ
コーカサスオオカブトの祠
この祠ができたのは、名前からもわかると思うけど割と最近のこと。
時はムシキング最盛期。
結構田舎にある町内だからゲームセンターなんて近場にはなく、町内の子供たちは流行において行かれていた。
そんな中、子供たちを思った町内唯一のコンビニが、思い切って狭い店内にムシキングの機械を設置したところから始まる。
子供たちは大喜びでコンビニに通い続けた。
おれもその一人である。
毎日毎日飽きもせずによく通ったよ。
そんな中、地主の所のガキがコーカサスオオカブトのカードを当てる。
そこから子供たちの間ではコーカサスオオカブトって言葉が大ブレイクしたのさ。
それを見た町内の大人がどっからか本物のコーカサスオオカブトを買ってきた。
子供たちはもうパニック。
町内の集会所で飼育されることが決まり、毎日集会所に集まっては、みんなで面倒をみていたのさ。
そんなある日の学校帰り。
いつものようにみんなで集会所に行くと、猛暑のせいで集会所の中はサウナのように暑かった。
そんな猛暑でコーカサスオオカブトは死亡。
俺達はこれでもかというほど泣き崩れた。
それを見かねた大人たちは、みんなでコーカサスオオカブトを弔ってやろうと提案。
なんとコーカサスオオカブトの壮大な葬式がとり行われた。
ちなみに俺が人生で初めて参列した葬式でもある。
その後集会所の横に祠とお地蔵様が建てられ、そこにコーカサスオオカブトは埋葬された。
今でも祠の中にはコーカサスオオカブトを飼育していた虫かごが置いてあり、その中には事の発端となった1枚のカードが収められている。
一つ目からくだらないやつですまん。
でも俺たちにとっては思い出が詰まった大切な祠なんだよ。
ここまでしてくれた大人たちには割と本気で感謝してる。
漫画みたいな街だな
>>17
子供をとにかく大切にする素晴らしい町内だぞ
>>18
楽しそうだ
いい街だ
面白い
>>19
嬉しいじゃないか!!
次はどれいく?
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
なきつぼの祠
大蛇の祠
川の祠
かえらずの祠
修行僧の祠
坂道の祠
ばちゃば様の祠
帰らずの祠がいいな
かえらずの祠おねがいします
>>23>>24
かえらずの祠いくぞ!
差し支えなければ何県の何町か教えて
>>25
特定が怖いからとりあえず東北とだけ。
全ての祠に光を開放した時並行世界への道が開かれる
wktk
かえらずの祠
名前に似合わず、割とくだらないぞ。
建設時期はおそらく昭和。明確に覚えてるって話は聞かない。
町内のある家庭に凄まじいほどのスパルタ教育をする教育ママがいたそうだ。
今であれば虐待だって騒がれるんだろうけど、昔は「よそはよそ!」ってのが強かったのか、
周りの家もあんまりきにしてなかったんだって。
そこの家の娘は教育ママが少しでも気にくわないことがあれば、いつだって家の敷地にある小屋に閉じ困られていたそうだ。
そんなんだから娘が年頃になると、グレてしまい、家庭内暴力の日々。
教育ママは「こんなはずじゃなかった」と言っていたそうだが、周りは口をそろえて
「おまえの教育が悪い」と言ったそうだ。
ある日娘は家を出ていった。
家庭内暴力ばかりの娘だったけど、母親はそれでも悲しんだそうだ。
「この小屋に閉じ込めたりしなければ」ってね。
それから娘が家を出て1年もしないうちに、その娘の死亡が町内に知らされた。
事故だったとか、病気だったとか人によって言ってることが違って困る。
その知らせはすぐにその母親にも知らされた。
母親は自害しようともしたそうだが、止められたとかなんとか。
その娘を弔うために、その小屋が壊されて、代わりに祠が建てられた。
子供にひどい仕打ちをすると帰らぬ人になってしまうぞ。という戒めの意味を込めて、
俺達はその祠を「かえらずの祠」と呼んでいる。
文にすると割と重い話だったな。
みんな結構ちゃかすように話すからあんまり重いイメージなかったわ。すまんな。
重い話を期待してたから良かった
いいね
つづけて
「スパルタしすぎると不良になっちまうぞ~」
って感じで周りの人たちは話すんだよ。
ガキの頃は笑って聞いてたけど、大人になって改めて話すと割と教訓めいてるもんだね。
つぎはどれいく!?
おもしろい
思ったより重かった・・・・
さぁ次行ってみよう!
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
なきつぼの祠
大蛇の祠
川の祠
修行僧の祠
坂道の祠
ばちゃば様の祠
ばちゃば様が気になる
>>38
ばちゃば様の祠いくよ~
わーい!
ばちゃば様の祠
一番不思議な話かもしれん。
建設時期不明。相当古い。下手したら江戸まであり得る。
これはうちの町内に限らず、隣の隣の町内まである話。
夜寝ていると、町の住民はふと金縛りに会うことがある。
もちろんばちゃば様関係なしに金縛り会いやすい、会いにくい人はいるんだけど、
ばちゃば様の金縛りはそんなの関係なしに突然やってくる。
「あーかなしばりだー」と思うと、どこからともなく
「ばちゃばばちゃばばちゃばばちゃば」と老婆の声が聞こえてくる。
その時の対応策は結構簡単で、ゆっくり深呼吸をしてから叫ぶ。
そうすると声は聞こえなくなり、金縛りも解ける。
ばちゃば様の正体は完全に不明。
俺も2回ほどこの現象に遭遇してるし、町内の人も大抵の人は一度は経験をしている。
この現象があった次の日に、ばちゃば様の祠にお供え物をするといいことがあるかも!?
って言われてる。
現象のわりに、オチが女子中学生の占いのそれで笑えるよな。
集団暗示かなんかそんな感じのなんかだとは思うけど、子供を怖がらせるときには
「ばちゃば様がくるぞ~」って感じで使われることが多い。
つぎいこう!
実際に体験したのか
俺は遠慮したいな
スマンがもう寝なきゃだ
ありがとうばちゃばばちゃばばちゃば
>>47
ここまで付き合ってくれてありがとう!
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
なきつぼの祠
大蛇の祠
川の祠
修行僧の祠
坂道の祠
どれいく!?
なきつぼの祠で
>>48
なきつぼの祠いきま~す!
なきつぼの祠
建設時期2011年3月
この時点でいろいろお察しだろうけど、まあ不思議な話だよ。
割と最近じゃねーかw
ほう
時は2011年3月
震災が起こる直前におきた不思議な話。
町内の一番大きい道路にあからさまに場違いな古びたツボが置いてあったんだよ。
俺も学校帰りにちらっと見た記憶があるんだけど、おれは無視して帰った。
そんでそのツボに気が付いたおじいちゃんが危ないからってツボをよせようとしたんだよ。
そしたらツボから赤ちゃんの泣き声がしたらしい。
おじいちゃん、ビビりながらも中を確認するも中身は空っぽ。
これは怖すぎるということで近所の老人たちを集めて道路で会議を始めた。
その時、例の震災が発生。
町内は決定的なダメージは受けなかったんだけど、
その時道路にいた老人たちの家の中は家具なんかが倒れまくって大変なことになっていた。
「このツボに助けられた!」ってことで、電気も水道も機能してない中、なきつぼの祠は建てられた。
いまでもツボが祀ってあるこの祠にはお供え物が絶えない。
ちなみに俺たちの間では、そのおじいちゃんが震災を予知していて、
適当な理由を付けてみんなを救ったのではないかと囁かれている。
俺も無視しないでちゃんと見ておけばよかった。
つぎいこう!
面白い
>>56
ありがと~う!
なんやねん!
気になって寝られんやんけ!
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
大蛇の祠
川の祠
修行僧の祠
坂道の祠
どれいく!?
はよ
リクエストくれ~
誰もリクエストしないんなら
大蛇の祠お願いします
>>61
リクエストサンキュー!!
大蛇の祠いくよ~
案外おもろいやんけ!
コーカサスのインパクトが強すぎる
大蛇の祠
もはや昔話。
建設時期不明。10年位前にリフォームされて綺麗にはなってる。
リフォームもあるのか
まさかのリフォーム
祠のリフォームわろた
むかしこの町内には二人の老夫婦が住んでいた。
二人は子宝に恵まれずに、代わりにそこらへんで拾った蛇を大事に育ててたそうだ。
しかし、その蛇は驚くほど成長して、周りの家からも気味が悪いといわれていたそうだ。
その蛇自体は大人しくていい子だったみたいだけど。
おばあさんも蛇があまりにも大きくなってしまったもんだからビビってしまったらしい。
おばあさんまで怖がり始めてはいよいよ家に置いておけなくなってしまい、
おじいさんは蛇を近くの川に放してやったそうだ。
せつない
それからしばらくして大雨が降り、その川が大氾濫。橋が流されてしまうほどのレベル!
そしてタイミング悪くおばあさんの具合が悪い!
しかし、なんとも都合悪くお医者さんがいるのは川の反対岸!
おじいさんは何とかしておばあさんを助けようと、川まで来たが橋も落ちていて渡ることができない。
そんなとき案の定現れた、さらに大きく成長した蛇が架け橋となっておじいさんを反対岸まで運んでくれた。
おかげでおばあさんは一命をとりとめたとか。
その蛇を祀った祠が大蛇の祠。
大蛇の祠はなぜか隣町にもおんなじのがあるぞ!
なるほど
案の定ってww
今調べてみたら、うちの町内だけじゃなくて、県全体に知れ渡ってる昔話だったわ・・・
すまない。
町内ってのは○○群△△町みたいな?
>>76
○○市△△町■■町内って感じ!
>>80
う~ん山奥って感じでもないのか
差し支えるようなら質問無視して
きを取り直して次いこう!
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
大蛇の祠
川の祠
修行僧の祠
坂道の祠
結構へってきたね!
どれいく?
ちゃとら
案の定現れた大蛇わろた
>>79
ちゃとら様の祠いっきま~す!
>>81
ワイもイッチのとこに住んでみたいわ
コーカサスオオカブトの祠ってジョースター地蔵的なものかと思った
ちゃとら様の祠
建設時期昭和末期
よくある動物のいい話系のお話だ
ガチガチの創作オカルト系期待してたけどこれはこれで面白い
町内にあった一軒家でのお話。
その家には足の悪いおばあさんと、ちゃとらの猫が住んでいたらしい。
今では猫は完全室内飼いじゃないと叩かれるけど、当時は放し飼いが当然。
猫は自由に町内を駆け巡るみんなのアイドルだったらしい。
そんなある日のこと、町内中でピンポンダッシュが物凄い勢いで行われた。
犯人はすぐに特定され、そのちゃとらねこであったことが分かった。
ピンポンダッシュ事件が起きてから1時間も経たないうちに察しのいい人が
「これはおばあさんになにかあった」と思い、おばあさんの家に行ってみると、おばあさんが脳卒中で倒れていた。
ちゃとら様かわいいww
サイレンが鳴ったら外に出ちゃ行けない村かと思ったわ
おばあさんはすぐに救急車で運ばれて一命をとりとめたが、障害が残ってしまい寝たきりになってしまった。
おばあさんはそのまま入院し、ちゃとらねこはその日を境に姿を消してしまった。
おばあさんはその後退院することなく息を引き取ってしまったらしいが、
亡くなったその日にまた町内でピンポンダッシュ事件が起こった。
犯人は誰も見ていないらしい。
そんなこんなでちゃとら様を祀った祠が建てられた。
俺の町内では茶トラ猫を飼っている家が多いけど、なにか関係があるのかな?
ちなみにうちにも茶トラ猫がいる。
短編集みたいな感じで面白い
さあ次いこうか!
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
大蛇の祠
川の祠
修行僧の祠
坂道の祠
どれいく?
96で大蛇消し忘れてたわ。
すまん。
支援
さんま気になる
>>98
さんまの祠いきまーす!
おう
さんまの祠
建設時期は昭和初期。
町内中を巻き込んだちょっと不思議な話。
1の町すげえな
時は昭和初期。
うちの町内は海までは結構距離があるから、
当時は魚は魚屋さんが仕入れたやつしかほとんど食べてなかったんだって。
そんな魚屋さんである日さんまを大量に仕入れた。
俺は見たことないけど、たたき売りってのをやったらしい。
町中の人が早い者勝ちのさんまにわらわら集まってきてどんどん買っていく。
そんな中大衆の面前でさんまの死骸が一言。
「くわんほうがいいぞ。」(うちのばあちゃんの目撃証言)
空気が凍り付いたらしい。
気味悪がって買うのをやめる客もいたらしいけど、ほとんどの人は空耳だと言ってさんまを購入。
その日の晩、町内中に救急車のサイレンが鳴り響いた。
原因は寄生虫。
さんまの中身は寄生虫だらけだったらしい。
晩御飯にさんまを食べてしまったほとんどの家庭が腹を痛めたとか。
その後廃棄処分したさんまを一か所に集めて丁寧に埋葬して立ったのがさんまの祠。
「あれはさんまなりの忠告だったんだね。」とおばあちゃんの談
ただの集団食中毒だけど、さんまの一言で言い伝えクラスに昇格だね!
さあ次いこう!
さんまのやつやるおるな
自分を食うやつの身を案じるとは
祠ってどんぐらいの大きさ?
ものによって違うか
>>109
ものによって全然違うけど、一番大きいのは大木の祠だよ!二階建て!
祠建てるの好き過ぎて笑うわ
>>111
ほんとに祠大好きすぎてもう。
修行僧の祠が気になる
>>108
修行僧の祠いくよ~
修行僧の祠
建設時期不明。
名前のわりに内容が薄すぎる祠だよ
それぞれどんな試練が待ってるの?
その昔、町内の裏山には滝があった。
今は完全に整備されて見る影もない。
ある日のこと、とーーーーっても徳の高い修行僧が、
その滝を修業に使いたいと言って町に滞在したことがあったんだと。
とーーーーーっても徳が高いっていうから喜んでみんなで居場所を提供したそうだ。
その修行僧は何カ月か修業を積んで町を去ったらしいんだけど、去るまえに
「ここに祠を建てればいいことがある。」みたいなことを言ったらしい。
そうしてみんなで喜んで建てたのが修行僧の祠。
その後特にいいことが起こることもなく、町内の一部では怒りの声すら上がったという。
町内の人の半分は「甘い言葉に惑わされるな」との戒めをその祠に持っている。
>>117
ワロタ
>>117
ワロタ
>>117
修行僧なんだったんや
今までとの話に比べて落差がすげえなwww
>>121
ほんとにね。
次いこう!
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
川の祠
坂道の祠
もうこれだけか。
どれいく!?
とくてん
>>124
とくてんの祠いっきまーす!
祠の一覧がなんとなくゲームの選択肢っぽい
とくてんの祠
建設時期 バブル真っただ中
内容は薄いけど、当時の勢いにビックリする。
時はバブル時代。
こんなへんぴな町内にもその波は押し寄せてきていた。
娯楽施設なんて1つもないこの町内になんとボーリング場が建ったのだ!
町内どころが周りの町も巻き込んでの大ボーリングブーム。
朝から夜までボーリングアンドボーリング。
「高い酒を飲みながら、若い子たちとのボーリング!最高だね!」(近所のおじさんの談)
その熱狂ぶりは異常だったと当時の人たちは振り返る。
そんなある日のこと、かなり大きいボーリング大会が開かれた。
結果なんてどうでもいい!と思ってみんなで楽しんでいたそうだが、
そんな中とんでもないスコアを叩きだす青年がいた。
もうストライクの連続だったらしい。
会場はもう大盛り上がり。
飲めや、投げれやでみんな相当酔っていたらしい。
その青年が気が付くと、近所の公園に寝ていたらしい。
手の中にはとんでもないスコアが書かれた紙と、ボーリングのピンが。
どういうわけかこれを記念してボーリングのピンが祀られている
とくてんの祠がその公園に建てられた。
それ以来、テストや受験、ボーリングなんかで高得点がほしいときはこの祠にお供え物をする。
そしてこの青年ってのがパッパで困る。
>>130
祠立てたくてしょうがないのかよww
パッパってなに?
>>134
おれのお父様だぞ
>>136
夜中に笑わかすなww
なんだそりゃww
>>132
なんでこんなに祠をたてるんだろうね。
町内に神社とかないから、宗教観がハチャメチャなのかね
夜が明ける前には終われそうだな!
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
川の祠
坂道の祠
どれいく!?
でめこい様
>>133
でめこい様の祠いっくよー
でめこい様の祠
建設時期 2000年
なんとも言い難い言われなんだよ
建設時期は2000年だが、事の発端はもう少し遡る1995年。
うちの町内には割と立派な家がいくつかある。
そこの家主はやっぱりいい仕事をしてて、その家の子は余すことなくボンボンである。
そのボンボンの子が中心となるお話。
1995年、ある家のボンボンが町内の夏祭りに現れた。
彼はお金を持っているから、金魚すくいなんかを何回もできるのさ。
彼は金を使いまくって金魚をすくいまくった。
そして彼はすくった大量の金魚を家にある池に放した。
面白いから頑張って
彼は大量にすくっておいて全然面倒を見なかった。餌もろくに与えなかった。
その結果家の池は金魚蟲毒状態。
共食いに共食いを繰り返すこと半年。
家の池は季節の変化によって凍り付いてしまった。
そして春がやってきた。
氷が解けた池には馬鹿みたいに大きく成長しているデメキンだけが生き残っていた。
彼はその出目金を気に入り、とても大事に育てたそうだ。
彼の財力もあり、出目金は最早鯉みたいな大きさになっていた。
コイみたいなデメキン。なぜか逆に略してデメコイである。
近所の子供たち自慢したりして、本当に可愛がっていた。
月日は流れ2000年冬。事件が起きる。
彼の家の没落である。
彼のお父さんの会社が倒産し、家を売りに出すことになってしまったのだ。
家を売るということは、池も引き渡さなければならない。
しかも彼は遠く離れた町のアパートに引っ越すこととなった。
しかしでめこいは最早ギネスに乗るであろうほどの大きさ。
とてもアパートには連れていけない上に、でめこいは氷の下で冬眠中。
財力のない彼はあまりに無力だった。
そしてでめこいを氷の下に残したまま彼は引っ越しの日を迎えた。
ぬ~べ~で排水口に流れて死んだ亀がガメラみたいになって復讐しにくるって話あったな
>>145 玉藻とケーキ入刀みたいなことになってたやつか
彼が引っ越していった次の日の朝、彼の元家の前にはパトカーと救急車が止まっていた。
なんと彼がでめこいの為に吹雪の中を一晩かけて歩いて戻ってきたのだった。
そして凍った池を割り、中にいるでめこいを持ってきた袋に入れて持ち帰ろうとしていた。
しかし、凍った池の中に入ったりして完全に凍傷状態。
朝になって倒れているところを近所の人に発見された。
彼は救急車ですぐに運ばれ、命に別状はなかったが、でめこいはダメだった。
ボンボン君良いやつなのか悪いやつなのか分かんねえな
そんな彼とでめこいに心を打たれた大人たちは、お金を出し合ってその家を購入。
町内の集会所とした。
そしてでめこいの為に池を埋め立てて建てられたのがでめこい様の祠。
彼は今でも冬になるとこの地に必ずやってくる。
( ;∀;)イイハナシダナー
当事者じゃないけどめちゃくちゃ悲しい気持ちになるわ
デメキンのための祠なんだろうがボンボン君の心境やいかに
うちの近くには人柱の供養のために置いた地蔵的なのがあるな
あと四つか!
けいけん様の祠
大木の祠
川の祠
坂道の祠
どれいく!?
坂道
>>155
坂道の祠いくよー
頑張れ~
坂道の祠
建設時期 2001年夏
この町内じゃないと絶対できなかったであろう祠。
割と近年の祠多いなww
うちの町内にはビックリするほど急な坂がある。
歩いて登れば疲れる。
冬に車で登ろうとすれば滑って押し返されるほどの坂である。
大人にとってはすごく嫌なところだけど、
子供たちの間では上から自転車で降りてきて遊ぶには最高の場所だ。
でもその分ケガや事故が絶えなかった。
そこでいよいよ町内会で会議が行われた。
その結果・・・
祠が建つことになった。
俺は当時子供だったけど全く理解できなかった。
いや、いまでも全く理解できない。
何考えてんだよ。
どうしてそうなるんだwwww
軽いノリで祠建てる人たち
とりあえず祠www
でも不思議なもんでなんでか祠が建ってから事故もケガも全然なくなった。
本当に訳が分からない。
訳が分からないけど祠があると「そこであそぼう!」って気がうすれるのかな?
祠があると「気を付けよう!」っておもえるのかな?
一番訳が分からないけど、一番効果が出てる祠だといえる。
さああと三つ!
けいけん様の祠
大木の祠
川の祠
どれいく!?
川お願いしたい
>>167
川の祠いくよー!!
川の祠
建設時期 昭和前期(?)
一番由来がはっきりしない祠。
祠信仰の町か
田舎の山岳信仰の地だと祠多いね
昔、川で遊んでいた子供たち(いっぱいいた?)が流されてしまい、その魂を供養するための祠。
もしくは川の神様を称える祠と言われている。
結構大きい祠で、祠の中には小さいお地蔵さんがたくさんいる。
そして、何かと行事に関わってくる祠である。
夏祭りを行う際には選ばれし二人の子供が、この祠に向かって選手宣誓みたいなのをする。
夏祭りに!?祠に向かって!?と思うかもしれないが事実。
俺も6年生の時に選ばれて選手宣誓をしたよ。
特別な文句もなく、ほんとに選手宣誓って感じ。
そしてゴミ拾い行事では祠の前で子供がダンスを踊る。
踊るダンスは民謡とかじゃなくて、なんか適当に踊る。
去年はエグザイルだかの曲を踊ってた。
謎が多く、また納得もできない祠。
あと二な。
けいけん様の祠
大木の祠
どっちいく!?
おもしろい
けんけん
>>174
けいけんの祠いくよー
>結構大きい祠で、祠の中には小さいお地蔵さんがたくさんいる。
小さいお地蔵さんがいっぱいってことは子供を供養するための方の祠じゃないかな?
なんというか民話や伝説がリアルタイムで出来上がる過程が伝わってくるスレだな
>>179
あーなるほど
数十年たったら民話かー
>>181
デメコイ様とか既に話に尾ひれが付きまくって事実と大きく違ってるんじゃないかと思わせるレベル
金魚だけに
けいけんの祠
建設時期 平成元年?
なんともいえない話だよー
なんとなくその二つ最後まで取っておきたいなと思ったらその通りになってて考えること同じなんだなと思った
俺の町内はさっき書いた通り茶トラ猫を飼っている家が多いんだけど、
それと同じくらい大型犬を飼っている家がある。
そんなんだから、町内の犬同士でお見合いなんてこともあって、
大型犬ばかりガンガン増えていた。
一時期どこの家も大型犬がいる!みたいな状況になったことがあって、
生まれてくる子犬の面倒を見る人がいないって事態になったらしい。
だからと言って保健所にも出せないし、警察犬として施設に預けてみては?となった。
これがなかなかハードルが高く、警察犬になれたのはほんの1匹。
他の子たちは盲導犬としての道を歩んだり、結局町に残ったりした。
その警察犬になったやつが本当に優秀な犬でなんか賞状もらったとかなんとか。
町内の人も大喜びで「あの子はこの町の誇りだ!」って今でもみんな言ってる。
しかし時が過ぎ、その犬は引退して警察のお偉いさんの家でのんびりと暮らすことになった。
そんな話を聞いてから数か月。
うちの町内でひったくり事件が起きた。
老人を狙った悪質な犯行である。
犯人は捕まらず、みんな不安に怯えてたらしい。
そんな時、その警察のお偉いさんがその犬を連れて町内にやってきた。
いくつかほっこらする話もあるな
人情が祠に集約する町
事件の捜査とか関係なしに、ただ犬を喜ばせようとして遊びに来ただけだった。
でも本当にすごいタイミングってあるもんだよな。
丁度ひったくり事件がまた起こったんだよ。
もちろんその犬は引退したとはいえ警察犬。
バイクで逃げる犯人を追いかけたらしいんだよ。
その後犬の追跡もあって犯人はすぐに捕まったんだけど、
その犬は犯人との格闘で大けがしてしまい、帰らぬ犬となってしまった。
みんなすごく悲しんだらしくて、その犬のために祠を建てた。
それが警犬の祠。
できすぎた話だけど、本当だったとしたら祠を建てずにはいられないよね
なんか物語って感じだな
おもろい
次でラストか。
言っとくけど、最後は一番くだらないいわれの話だぞ?
どうやったらこんな話思いつけるのかフシギだわ
大した才能だわ
大木の祠
建設時期 不明。6年前に一度建て替えられたけど、ここ二年程存亡の危機
深いようで、すごくくだらないはなしだぞ。
サゲとしてはくだらないくらいが丁度いい
この話ほんまなら、この辺りにはいつの時代でも霊能力とか超能力者とか妖怪か神様がいそうだな
けいけん様?
けんけん様?
犬犬様?
いよいよだな
5時間も経ったのか
いわゆる古き良きってカンジのこういう話は今の日本には薄れつつあるから、1の町羨ましい
町の少し外れにあるこの祠はこの町内で一番大きい祠だ。
なんと2階建て。
隣に大木があるため、大木の祠と言われている。
この大木にはいわれがあって、戦争中に産気づいた女が病院に行くこともできずに、
この大木の下で出産をしたが死産だった。
それを悲しんだ女はその木で首をつって自害した。
それ以来、この木には女の祟りがあり、女が近づくと不妊になると言われている。
そのため、この祠にも、大木にも女は近づくことはない。
というのが表向きのいわれである。
最後急にホラーだなw
なんでその祠だけホラーテイストなんだww
まあトリを飾るにふさわしかったけど
ガチやんと思ったら表向きっておいw
この祠の本当の正体は、3人のおっさんが作り上げたエロ本保管庫である。
この町は娯楽が少ない。
家にも居場所がない。
なら協力して作ろう!そうして3人で少しずつ頑張って集めた血と涙の結晶がここにはある。
元々はボロボロの小屋だった。
でも隠し場所にはちょうどいいと3人はエロ本をここに隠した。
そして6年前。彼らはこの小屋を立て直し、夢のパラダイスを完成させた。
>>207
そうきたかwww
>>207 俺の感想がバカみたいじゃないかwww
くっそwwww
ワロタ
その後彼らは仲間を少しづつ増やし、貯蔵数も確実に増やしていった。
そしてこの町最大の汚点と言っても過言ではない事件が起きる。
2年前の平日の昼間。
大木の祠を利用していた学生が祠の中でテクノブレイク。緊急搬送された。
締め括りに相応しい急展開
ちょ、ええ…
それは祠と言って良いのかw
この時代にエロ本の隠し場所でしかもおっさんかよ!
そこでこの祠の正体がばれてしまったのだ。
そこからの修羅場は想像に容易いだろう。
町中が修羅場と化した。
おっさん達可哀そうすぎんだろww
本当に大変だった。
町内の男たちの人権が失われた日。
一組も離婚しなかったのが奇跡。
3人のおっさんのうち1人が独身だったから何とか2年間持っているが、あの祠が壊されるのも時間の問題だ。
以上14の祠についてでした。
皆さんの地域でも面白い話があったらきかせてくださいね?
長らく話にお付き合いくださいましてありがとうございました。
>>221 面白かった。お疲れさん
>>221
乙
お疲れ様でした
面白かったよー
>>221
おつ、おもしろい
面白かったww
長時間乙でした
1の町にはこれからも祠が増え続けるのかな