トランプ(♀12才)「ちょっとアンタいい加減にしなさいよ！」金正恩(♀7才)「うるさい！ばーかばーか！」

習近平(♀10才)「ニーハオ！遊びに来たアル！」

トランプ「あれ？今日だっけ？まあいいわ！特別に別荘に招いてあげるんだから感謝しなさいよね！それと、滞在中はアタシの言うこと聞くこと！いいわね？」

習近平「わかったアル！」

トランプ「それじゃ、そこに座ってニッコリ笑って。そうそう、はい！チーズ！」

習近平「チーズアル！」ﾆｺｯ

ﾊﾟｼｬｯ！

トランプ「じゃあ、記念撮影も済んだことだし、アタシはもう行くわ」

習近平「どこに行くアル？」

トランプ「ちょっとシリアに59発くらいトマホーク打ち込んでくる！」

アサド(♂6才)「助けてプー様ぁぁああ！！」

プーチン(♂64歳)「どうしたんだい？」

アサド「ア、アメ、アメリカが！うわぁああん！ぴぎゃああああ！！」

プーチン「とりあえず、落ち着きなさい。どれ、おへそを舐めてあげよう」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

アサド「ふあっ……//////」ﾋﾟｸｯ

プーチン「落ち着いたかい？」

アサド「うん……//////」

プーチン「それじゃあ、何かあったか話してごらん？ゆっくりでいいから、焦らずにね」

アサド「トランプがボクに意地悪したのっ！！」

プーチン「よろしい。ならば、戦争だ」

プーチン「そこの馬鹿女がうちの可愛いアサドをいじめた件について」

トランプ「ついカッとなってやった。後悔はしてないわ！」

安倍ちゃん「支持するれす！」

メイちゃん(♀60歳)「気持ちはわかるわ」

メルケル(♀62歳)「気持ちはわかるけど、武力の行使は～」

トランプ「婆さん達の意見は聞いてないわ！他のみんなも挙手だけしてればいいのよ！」

プーチン「黙れ小娘。おい、習近平。貴様もわかってるだろう？」

習近平「ノーコメントアル！」

プーチン「チッ。日和やがって……もういい。リバースカードオープン！『拒否権』超動！！」ﾄﾞﾝｯ

安倍ちゃん「ここはあの婆さん達に説得して貰うのがよろしいかと思うれす！」

トランプ「良きに計らうがいいわ！」

………………
…………
……

メイちゃん「プーチンは正しくない」

メルケル「同じく」

プーチン「婆さん達と会話するのが苦痛だから、拒否権は取り消してやる。だが小娘、次に私のアサドを虐めたら許さん。肝に命じておけ！」

トランプ「ふんっ！負け犬の遠吠えなんかに耳は貸さないわ！！秩序は私が作るの！！」

安倍ちゃん「おっしゃる通りれす！」

プーチン「おい安倍。調子に乗るな。クレムリンで待ってるからちょっと面貸せ」

安倍ちゃん「アッチョンブリケ！？」

金正恩「しめしめ……今のうちに。えいっ！」ﾎﾟﾁｯ

………………
…………
……

アナウンサー『今朝早くに打ち上げられた北朝鮮の弾道ミサイルは～』

トランプ「あのクソガキ！懲りずに弾道ミサイル発射なんて一体なに考えてるのかしら！？」

安倍ちゃん「び、びっくりしたれすぅ……」

トランプ「あら、アンタなにしてんの？」

安倍ちゃん「びっくりしたので、地下鉄止めてみたれす！！」ｷﾘｯ

トランプ「アンタはいちいち大げさ過ぎるわ！失敗したミサイルなんかにびびって電車なんか止めないの！！どんと構えてなさい！！」

安倍ちゃん「お、大げさにした方が法案通りやすいかな、と思ったのれす……あはは」

トランプ「馬鹿なこと言ってないで早くハゲプーチンとの会談に行って来なさい！！いい？生意気な正恩をとっちめる為に絶対にこっちに有利な譲歩を引き出すのよ？わかった！？」

安倍ちゃん「わんっ！」ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯ

アサド「聞いてよ正恩ちゃん！トランプってば酷いんだよ！？」

金正恩「うんうん。わかるわかる。我々は同士よ！何かあったらお互い助け合いましょう！」

アサド「うん！ありがとう正恩ちゃん！」

政府軍「アサド様！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

アサド「うるさいなぁ。せっかくいま正恩ちゃんといい雰囲気だったのに……ごめんね、正恩ちゃん」

金正恩「ううん！またね！」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

アサド「またね～！それで、どうしたのさ？」

政府軍「トランプの攻撃で、にわかに反政府軍が活気づいています！」

アサド「大丈夫大丈夫。いざとなったらプー様が助けてくれるから」

反政府軍「あーあ……またトランプさんトマホーク撃ってくれねぇかな～」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

？？？？「人任せとは、関心しませんね」

反政府軍「なっ！？てめぇは！？」

IS(♀14歳)「真打ち、登場」ｷﾘｯ

反政府軍「うるせえ帰れよ！頭のおかしいお前の爆弾テロのせいで俺達がどんだけ苦労してると思ってんだ！？」

IS「わ、私の頭は正常です！！」

反政府軍「ならせめて改名しろ！名前からしておかしい雰囲気漂ってんだよ！！」

IS「おい！私の名前に文句があるなら聞こうじゃないか！？」

プーチン「入れ」

安倍ちゃん「お、お邪魔するれす……」

プーチン「座れ」

安倍ちゃん「ほ、本日はお招き頂き誠に……」

プーチン「黙れ。余計なことを言わずに、カメラを向いて笑え」

安倍ちゃん「はぃれす……」ﾆｺｯ

ﾊﾟｼｬｯ！

プーチン「よし、写真は撮れたな。では、本題に入ろう。しかし、その前に貴様に言っておく」

安倍ちゃん「な、なんれすか……？」

プーチン「会話の主導権は私にある。貴様は訪ねられたことだけに答えて、余計な口を挟むな。わかったか？わかったならわんと言え。得意だろう？アメリカの犬なのだから」

安倍ちゃん「うぅ……わんっ」

プーチン「よろしい。では、会談を始める」

安倍ちゃん「はいれす」

プーチン「この間のシリアへの攻撃だが、私は非常に不愉快な思いをした。私のアサドをもう二度と泣かせるなと、トランプによく言っておけ」

安倍ちゃん「はいれす」

プーチン「そして北朝鮮の馬鹿のことだが……」

安倍ちゃん「そ、その件につきましては、プーチン大統領のお力添えを何卒……」

プーチン「黙れ」

安倍ちゃん「あぅ……」

プーチン「有事の際は情勢を見てどう動くか判断する。状況に応じて我々は敵となり得るだろう。
もちろん金正恩を始末した方が良いと判断すればそのように働きかけるが、万が一にもアメリカの味方にはならんと今ここで断言しておく。あの刈り上げの馬鹿娘亡き後に朝鮮半島を支配するのは我々だ。それから……」

安倍ちゃん「な、なんれすか……？」

プーチン「このクレムリンの中では私のことは『皇帝」と呼べ。わかったな？」

安倍ちゃん「は、はいれす！プー皇帝！！」

プーチン「……死にたいのか？」ｷﾞﾛﾘ

安倍ちゃん「ご、ごめんなさいれす……」

安倍ちゃん「あ、あの……」ｵｽﾞｵｽﾞ

プーチン「なんだ？」

安倍ちゃん「北方領土のことなんれすが……」

プーチン「それがどうした？」

安倍ちゃん「か、返してくれたりなんてことは……？」

プーチン「ない」

安倍ちゃん「そ、そうれすよね……あはは」

プーチン「それだけか？」

安倍ちゃん「はぃれす……」

プーチン「なら、私は帰る。裏口から出るからお前はここにいろ。3時間経ったら出ていい」

安倍ちゃん「何故れすか？」ｷｮﾄﾝ

プーチン「長時間会談したように世界に印象付ける為だ。くっくっくっ……トランプの奴の焦った顔が目に浮かぶ。さぞ、不安だろうな」ﾆﾔﾆﾔ

安倍ちゃん「あとで叱られるのはわたちなんれすが……」

プーチン「お前の事情など知らん」

安倍ちゃん「そ、そうれすよね……あはは」

プーチン「チッ。次に会うまでにその滑舌を直しておけよ。では、さらばだ」

安倍ちゃん「たらいま帰ったれす！」

トランプ「遅いっ！！アンタってば、何時間あのハゲと会談してんのよ！？」

安倍ちゃん「……心配、してくれたれすか？」

トランプ「別にアンタの心配なんかしてないわよ！ただ犬の癖にアタシをモヤモヤさせたのが許せないだけ！わかった！？」

安倍ちゃん「わかったれす！ごめんれす！」

トランプ「もういいわ。それで、あのハゲは北朝鮮での有事の際にどう動くって？」

安倍ちゃん「実はかくかくしかじかで……」

トランプ「ふーん。ま、アンタにしちゃ上出来ね。要するにあの糞生意気な金正恩を、プーチンにとって邪魔な存在に仕立て上げればいいってことでしょ？」

安倍ちゃん「何か考えがあるれすか？」

トランプ「金正恩が6度目の核実験をするように仕向ける。そうすれば流石のハゲも口出し出来ないわ！その為の布石もそろそろそっちに着く頃だしね」

トランプ「ええ。原子力空母と原子力潜水艦。この挑発に焦った金正恩はきっと核実験を強行する筈。それで、ジ・エンドよ」

安倍ちゃん「さすがれす！そこに痺れる憧れるれす！……でも、核実験をやらなかったらどうするつもりれすか？」

トランプ「それならそれで構わないわ。実験をやめたのなら、あの糞ガキがこの私に屈したってことでしょ？思いっきり嘲笑ってやるわ！」

安倍ちゃん「トランプたん！いま最高に輝いているれす！一生付いていくれす！！」

トランプ「あのガキ、今頃どんな顔をしてるかしら？泣きべそをかいてる顔が目に浮かぶわ」ｸｽｸｽ

……………
………
……

金正恩「こ、こんなに近くにあんなに大っきい艦隊が来るなんて聞いてないよぉ！？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

習近平「だから言ったアル。ほら、早いとこごめんなさいするアル。今ならお姉ちゃんも一緒に謝ってあげるアルよ？」

金正恩「うるさいうるさいうるさい！ぐぬぬ……このままで終わると思うなよ～！？」ｷﾞﾘﾘｯ
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イマココ！！ NEW！

FIN

その後の推移につきましては、各勢力の出方を予想するのが困難な為、小競り合いで収束するのか、はたまた全面戦争に直結するのかは現時点ではわかりません。ですが、全面戦争をするメリットはお互いありませんし、金正恩側もそれを避けようとするでしょう。

なので、あくまでも希望的観測の域は出ませんが、有事の際は局所的な戦闘に終始するかと思います。

最後となりましたが、読んで下さった皆様、本当にありがとうございました！