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※5年前の今日の記事からおすすめを再掲しています
1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/03/29(水) 05:41:16.758ID:ZBUnNv3D0.net
キーンコーンカーンコーン
リア充「おーい放課後どうする?」
ギャル「キャハハーウケルー」
野球部「部活行こうぜー」
ガヤガヤ ガヤガヤ
俺「……チッ」
俺(どいつもこいつも、恋だ遊びだ……ハッ、実にくだらない)
俺(俺はこいつらとは違う…今のうちに勉強して、いい大学に入って、一流企業で働いてやる!)
俺(テストも近い…早く帰って勉強を)
窓パサァ…
俺(なんだ…?何かが落ちていった…?)
俺「うちの教室はこの上だから…たしかこの辺りに…」
俺「……あった!」
俺「これは…ノート?」
俺(表も裏も黄土一色だな…ん?なにか書かれてる)
俺(ウ、ウ●コモラスノート?全部カタカナで書かれてるのか)
俺「ノートはいいとして…(これ、どう考えても)」
出るノート
俺「う●こ、もらす。だよな…?」
こんな時間にやめろ!!!
眠れなくなる!!!
俺「ただいま」ガチャ
母「あらおかえりー」
俺「ん…ご飯出来てる?」
母「もう少しで出来るから、待ってなさい」
俺「ああ、じゃあそれまで勉強しておくよ」
母「あら、また?最近いっつも勉強してるわね。偉い偉い」
俺「テストが近いんだ。馬鹿やってられないって」
母「ふふふ、将来はお医者様かしらね?」
俺「はは…それはどうだろうね」
俺「……馬鹿やってられない、か」
机パサァ…
俺「なんで俺、こんなノート拾ってきちゃったんだろ」
俺「ウ●コモラスノート、ね…。ネーミングセンスは完全に小学生レベルだな」
俺「どれどれ…?」ノートパサァ…
出すノート
コノノートニ ナマエヲカカレタモノハ ウンコヲモラス
俺「これは…ひどい。こっちまで馬鹿になりそうだ」
俺「小学生が書いた、としか考えられないけど…うちの高校に落ちてたんだもなあ。馬鹿な奴もいたもんだ」
俺「ああ、やっぱりこんなことしてる場合じゃない。勉強勉強っ、と」
テレビ「緊急中継、緊急中継!」
俺(ん…?)
期待
テレビ「ご、ご覧下さい!男が女性の首筋にナイフを突きつけなにかを叫んでいます!」
テレビ「警察は既に到着し、男との交渉に入ろうと試みている様子です!」
テレビ「大変危険な現場ですが、我々はこのまま、実況を続けます!」
パンツ脱いだ
俺「……」チラッ
俺(もしこのノートが本物なら…なんてね)
俺「そんなことあるわけない…けどまあ、捨てる前に一回ぐらい使ってやるか」
俺「…って、この男の名前を知らないじゃないか」
テレビ「えー、ただいま入りました情報によると、男の名前は――」
俺「はは…ナイスタイミング、ってやつだな」ペンカキカキィ…
俺「さて…名前を書いたものの」チラッ
テレビ「えー、現場はいまだ緊迫した空気につつまれています!」
俺「……ま、ないよな」
――ゴハンデキタワヨー!
俺「そういえば、腹へったな」
俺「今行くよー!」
テレビ「えーなにやら男の動きに変」チュン
お?
母「今日もお父さん遅くなるんだってー」
俺「そっか…あれ?アイツ、まだ帰ってないのか」
母「こら、かわいい妹にアイツとはなによ」
俺「はは、ごめんごめん。それで?」
母「今日は友達と食べてくるんだって」
俺「…またか。変な奴らとつるんでなきゃいいけど」
テレビ「えー繰り返します。女性は無事保護されました!怪我はありません!」
俺「ん…母さん、これ」
母「ああ、捕まって良かったわねー」
テレビ「えー、我々も状況をよく理解出来ておりません。いったい何が起こったのでしょうか?」
母「はい、お茶碗貸して」
俺「ん……ああ。これ、見てた?」
母「うん。なんかねぇ、男が急にナイフを落として、うずくまったのよ」
俺「そりゃまた…不思議だね」
母「でしょう?そしたら女の人が走って逃げてって、警察が捕まえにいったの!すごい迫力だったんだから」
俺(単に、諦めただけか…?)
期待
テレビ「えーたったいま情報が入りました。女性の証言によると、男は苦しそうに呻き声を発し初め――」
俺(持病でもあったか…過度のストレスにやられたか。どっちにしろアホだ)
テレビ「強烈な異臭が漂ってきたと――」
俺「…」ピクッ
母「…? ご飯、食べないの?」
俺「え!あ、ああ…食べるよ」
テレビ「いやーそれにしても、良かったですねえ」
俺(異臭…だと?)
グッチョリパンツにう●こー期待
食事中に聞きたくないやつだそれ
寝てなくてそのテンションで書いてるか今起きてから書いてるかでだいぶ変わってくる
妹「たっだいまー!」
母「おかえり。今日は何食べてきたのー?」
妹「いやいや、それどころじゃないって!ニュースニュース!」
俺「知ってるよ。さっきまで母さんと見てたんだ」
妹「そうじゃなくて!それどころじゃないっていうのは、つまり、うーん…」
俺「…? なんだよ」
妹「えーと…ああこれこれ」スッ
俺(え……)
妹「ネットに出回ってたんだけどね――」
妹「かんっぜんに漏らしてるよね!これ!」
母「あらやだ、なにこれ…汚いわね」
俺「…おい、これどこから…」
妹「なんかねー、近くに住んでた人がベランダからビデオ回してたんだってー」
俺「それがネットに流れた…ってわけか」
妹「そうそう。ニュースじゃ見えなかったけど、上からだと完全に映っちゃってるよねー…うげぇ」
俺(……有り得ない!こいつ、完全に漏らしてる!!!)
ヤ紙ハライタ
妹「……お兄ちゃんどうしちゃったんだろ、急に部屋行っちゃった」
母「…食欲無くなっちゃったんじゃない?」
妹「あ…あははー…」
母「あとで謝りなさい」
妹「はーい…」
母「あんたはご飯どうする?」
妹「食べる食べるー!」
見てるぞ
チュンチュン チュンチュン
俺(一睡も…出来なかった)
俺(あの男の行動…)
俺(あれは…偶然と考えるには…あまりにも不自然だ)
俺(けど…)
俺(名前を書かれただけで、う●こを漏らすなんて…論理的に考えると有り得ない。それに…なんの意味があるっていうんだ)
俺(今回だって、もしあのノートが本物だったとして…う●こを漏らしそうになった男が、焦って女性を傷つけたという可能性だってあった)
俺(そう、今回は偶然助かった…助かった、だけ)
俺「いや……俺が、助けた……?」
キーンコーンカーンコーン
リア充「それでさぁ」
ギャル「あの店のアクセが~」
野球部「部活ぅー」
ガヤガヤ ガヤガヤ
おもしろいからすぐかけ
俺(授業が頭に入らなかった…少しでも寝ておくべきだったな)
ガタン
俺(ん?)
眼鏡「あ、あの…お金とか、ないです」
不良「なんでだよーちょっとぐらい貸してくれたっていいだろ?」
俺(……こいつらで、試してみるか?)
眼鏡「あ、あの、本当にないです!」
ギャル「ちょっと男子やめなよー」
ギャル2「うざーい」
不良「うるせーなあ」
俺(…いや、待て。人が多すぎる。こんな大勢の前でう●こを漏らす…それはつまり)
俺(一人の人生を…終わらせてしまう。俺はその重圧に耐えられるのか?)
俺「……」
俺(結局…なにも出来なかった…)
俺(俺は…どうすればいいんだ…)トボトボ
ヤ、ヤメテクダサイ!
俺「…! なんだ?」
不良「なあなあ、俺らと遊ぼーよ」
不良2「そうそう。奢るぜ?」
俺(あいつら…なにしてんだ?)
女「あの…、用事があるので!」
不良3「いいじゃんか、ちょっとぐらい!」
不良「……ったくよお、眼鏡から金調達出来ねーし、女はキャンキャンうるせーし…今日は最悪だぜ」
不良2「もうめんどくせえからさあ、黙らしちゃう?」
不良3「さんせー」
女「えっ…いや、やめて…!」ジリジリ
俺(……決まりだな)
俺(あいつら三人の名前は覚えている…もし、もしもこのノートが本物なら…)
ペンカキカキィ…
不良「あーもううぜぇ!いいから来い……、ッ!?」
不良「ぐっ!?なんだこれ!?」ギュルルルル
不良2「腹が!腹がおかしい!!!」ギュルルルル
不良3「ぐわああああああ」ギュルルルル
女「え…あ、あの…!?」
俺(……ああ)
女おもらしはよ
不良「もうだめだああああああ!!!!!!」ブリュリュリュリュリュ
不良2「ちくしょおおおおおおお!!!!!!」モリモリモリィ
不良3「うわあああああああ」ビチャビチャビチャァ
女「」
俺(このノートは――)
俺「――本物だ」
まさに糞スレ
俺(うぉえっ……まだ気分が悪い)
俺「…大惨事になっただろうな、あそこは…」
俺「……このノートは本物だ」スッ
俺「そして俺は、これから何をすべきなんだろうか…」
翼バサァ…
「何かをするもしないも、お前の自由なんだぜ」
俺「!?!?」
くそ、こんな朝からw
>>44
お前も名前書かれたのかよ
「なんだ……お前は?」
「俺か?俺の名はブリューク。死神だ」
「しに…がみ…」
第一部完
ワロタ
死神は卑怯だろ
デスノートなら死神でもわかるがウ●コと死神の関係とは…
(社会的に)死ぬ
りんごの代わりにキクラゲ食ってんのかな
トイレの神様唄いながら出て来てほしかった
ようやく合点がいった
よく俺の名前書かれてるということか
尻神
ところかまわずひらせるんだからトイレ関係ないだろw
ブリュークwww
ブリュークって言いたかっただけ感
ブリュークやりたかっただけだろ